自然の法則を学び育て
自然のシステムに逆らわず共に労働し
小鳥動植物の幸福を尊重した日々を綴っています小鳥

life with peach
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2009年10月18日

窮屈箱の中へダイブ。。。

お久しぶりの更新となる。
最も、出来るなら更新したくは無かった。
ここ最近、ネットに対して距離を置きたくなったからだ。
ネットの弊害を感じたからに他ならない。
ネットは情報が簡単に手に入り
知らない事を調べるには便利なツールだ。
言ってみれば、2点間が最短距離で結ばれ到達出来る。
物は使い様だが得る代わりに失っている物がある。
境界線がぼやけ流れている。

自分の中で喜怒哀楽、5W1H、自主自律。
自分の頭で考え行動し責任を取る。
これを個性と考えているがネットをしていると
喪失している気がしてならなかった。
前述した通り、ネットは必要な情報を探すには便利なツールだ。
デジタル、アナログと分類すれば新聞をはじめとする活字メディアは
雑多な情報も手に入れる事が出来る。
政治、経済、教育、殺人、社会と
日々私達の日常は変化している。
始まりがあれば終わりがあり、
日が沈み闇が訪れ朝日が昇り明かりを灯せば
昨日の自分は存在しない。

世の中で起こっている全ての事は他人事でないのは事実だろう。
もし私達には関係ないと思うなら
只安心したいだけの思い込みにすぎない。
遠い彼方の出来事でなく、加害者になっても被害者になってもおかしくない状況。
僕達はその中で生きているのは紛れも無い真実だろう。

僕はひたすら本を読んでいる。
知識を吸収し広がってゆく中で
自分なりの答えを探し導きだしている。
そして感じる事に新鮮さを覚え楽しんでいる!

問題なのは考えると理屈っぽいとか煙たがれる事だ。
かんがえる事は疲れる。
考えず人の言った事を追随している方が楽で安心出来るからだろう。
どうやら窮屈という箱の中に僕はダイブしてしまったようだ。

10/18、秋はどのあたりだろう?
冬はどのあたりにいるのだろうか?
春夏秋冬るんるん

posted by alpain69 at 14:03| 山梨 雨| Comment(1) | TrackBack(0) | ぶらり小説/文武両道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月30日

見上げず見下ろさず!

「本の雑誌」年間第一位に輝いた
直木賞作家重松清さんの流星ワゴン

重松さんと言えば、直木賞を受賞したビタミンFを始め、
家族に主眼を置いた小説が好まれる。
流星ワゴンもタイムスリップを絡め、時空を超え
家族をテーマにした物語。

38歳の秋、永田一雄は前進する力を失い、
絶望の渕を彷徨っていた。勤め帰りの駅前のベンチ。
5年前に交通事故死した父子が呼ぶ
ワインカラーの流星ワゴンに拾われる。
一雄にとっての悔いが残る場所、
現れたのは25年前の同い年の父、忠雄。
共に大切な場所へ向かうが未来は変えられるのか!

北の国からるんるん

忠雄は現実には63歳。
肺がんにより病床に付している。
一雄の前に現れたのは、同い年で傲慢/自信家の精気漲る38歳の忠雄。
地震/雷/火事/親父と言われていた頃の
なめられちゃいけねぇ的な父親。
一見、傲慢だが10歳の一雄と接する時には
10歳の自分の頃を照らし合わせている。
相手の等身大に合わせる平等な視点
少なくとも息子に対しては持ち合わせている。
文中、一雄と忠雄は同い年の立場でお互いの思いをぶつけ合う。
ここでコミュニケーション不足の弊害をピックアップしている。

過去には必ず後悔が存在する。
一片の曇りも無く後悔の無い1日等、
生涯を通して0かもしれないとふと思う。。。
それでも昨日の自分より進歩していれば
良いではないかと思ったりするタイプ。。。

kin.jpg

私はテストの時、先生から
「何でもいいから書け!」
と白紙で提出する傍観者的な答案に対して
間違いだと教えられて来たのですよね。
見捨てるとか突き放すとかでなく、
生徒は自分の頭で考え、先生は正解を導きだす手助けをしてくれた。
簡単に正解を教える近道でなく、
遠回りしても手助けするスタンスは
対等/平等の関係。
教わるでなく学んだ。


教師は教え、生徒は教わる。
上から生徒を見下ろす上下関係は
主体的な人間形成の部分において弊害があるだろう。
生徒と教師。上司と部下。親と子。先輩と後輩。
上の立場の者は下の者に対して手助けしてやる。
その程度で十分だと思ったりする。
子供はやりたい事を見つけるのが仕事。
大人はやるべき事をやるのが仕事。
何だか、哲学的な事を考える秋の入り口。
水分をたっぷり含んだ雲が雨を降らしている雨

部屋干しの洗濯物。
乾きがイマイチ→で臭い→で洗濯→で二度手間。

桃樹は私達にとって子供の様な存在であり、
生産者の背中を反映する様な鏡。
やるべきは観察する事。そして過不足無く手助けしてあげる事。
思いやりと思い込みは全く別物。
価値観は常にぶっ壊し世間や一般概念に捉われず、
立場に関係なく昨日の自分と向き合えれば
苦しゅうないなと。

posted by alpain69 at 19:52| 山梨 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | ぶらり小説/文武両道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

後ポケットに文庫本!

文庫本
ジーンズの後ポケットが定位置。
読み込むほど愛着が沸く小さな玉手箱。
着の身着のままリトルトリップ!

1960年末、大学闘争が盛んだった頃。。。
僕達の敵はアメリカ敵国主義でもアカデミズムでも無く、
「この世界の悪意」だった。。。
第41回江戸川乱歩賞受賞
第114回直木賞受賞
藤原伊織さんのテロリストのパラソル


空が透けて見える優しい陽光、土曜日の朝、新宿中央公園。
えくぼを窪ませ笑い、目に映る物に好奇を抱く6歳の少女宮坂まゆ!
過去を背負い隠し生きる高貴なホームレス、「ハカセ/テツ」。。。
そしてアル中のバーテンダー、「島村」。。。
変哲の無い日常。
それは突然だった。
気が遠くなる轟音の向こうに映る映像。
無数の肉片。。。
陽光と噴煙が混じる異様な世界。
爆弾テロ事件が発生した。
死傷者50人以上。

島村は指紋の付いた飲みかけのウィスキーの瓶を残してしまう。
犠牲者の中に、東大全共闘時代の友人、「家野」
人生において唯一の共同生活を共にした「優子」
まゆの父、警察庁公安第一課長の宮坂徹。
島村は自ら起した容疑の過去に追われながら、事件の真相解明に迫る!

中島みゆき
時代るんるん

主人公の島村、本名菊池。
インテリのノーテンキでは無く、ノーテンキのインテリ。
彼の愛車は叔母から譲れ受けたポンコツ。
ブレーキには止まる為のフットブレーキと
駐車用のハンドブレーキが付いている。
彼のノーテンキさは、フットブレーキが壊れても、
もう一つの駐車ブレーキを利用し平然と車を走らせる事からも伺える。
完全な道路交通法違反だが、これは小説の中での話だ。
島村は勤めるバーに訪れた、後に盟友とも言える存在になる
元刑事のやくざ、浅井に対して
「面倒じゃない事をたくさんするより、面倒な事を一つする方が好きだ」
と語っている。
シブい言葉だなと。。。

小説の大切な要素の一つにキャラがある。
テロリストのパラソルに登場する人物は
インテリでノーテンキ、ノーテンキでインテリな一面を
多少なりとも秘め持つキャラ。
憎めない脇役達が
藤原さんの筆力により絶妙の存在感で立体感を描かれている。
タイトル、キャラ、テンポ、伏線、描写。
過不足の無い文章。
物足りなさが無く、くどくも無い。
それがテンポとなり、一気に読める!
青春の形も様々であり、テロリストのパラソルは
青春小説として本棚にしまっておきたい一冊でもある。

posted by alpain69 at 21:02| 山梨 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ぶらり小説/文武両道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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